2007/10月  秋晴れ 山の好きな母を連れ、いつもの山に入った。

紅葉には早過ぎた日だったけど山の上は風もなく穏やかで暖かく木の実の色づきを堪能できて満足満足満足した帰り道、ほとんど人も車も通らないような雑草が覆いかぶさった細い道を下りることにした。

まさか、その道を選んだことがこんな楽しくて愉快な場面に出会えるなんて、数日過ぎた今も夢の中だったように信じられない。でも、本当の出来事。

皆様も一緒に、夢のように過ぎた一瞬の出来事を楽しんで下さいね。
幼いノウサギが母と私に挨拶してくれたのです。



狭い山道、20m先に覆いかぶさる雑草の中にノウサギを見つけたぁ(^O^)/
(望遠レンズで撮っています)
そぉ〜っと車から降り、そぉ〜っと三脚にカメラをセットしシャッターを押した


シャッター音でウサギの可愛い耳がピンッ!
ファインダーを覗く私と目が合った
あっ、ダメよ。逃げないで(ドキドキドキ)


ウサギが体の向きを変える
ダメよダメよ お願いだから逃げないで


あらぁ、ウソでしょ?ウソでしょ?
なんと、ウサギはぴょんぴょんと私の方に向かい歩き出す
途中で草を食べたりしてる(これがホントの道草(^^ゞ)


シャッター音でまた可愛い耳がピンッ!
今度こそ逃げちゃうぅぅ・・・ええええ〜!?
またまたウサギは私の方へ歩き出した


そして木漏れ日に日向ぼっこをするがごとくにうずくまる
三度シャッター音で歩き出す。歩く先には私

ああぁ、お願いこれ以上近づかないで
望遠レンズで近くは撮れない・・・・の

とうとうウサギは私の足元まで歩いてきた
こんなに近くにいるのにシャッターが切れない
苦笑いで車の中の母を見たら何やらジェスチャーをしているけど光って見えない
私は撮るのを諦めて真下にうずくまる”もっこもこ”のウサギを1分ほども見られた

そして、私達を喜ばせたウサギは車の脇を通り山へと駈け出した
さよ〜ならぁ、ありがとう〜(^O^)/~~~
これから雪国の辛くて長い冬が来る
無事に生き延びてと願わずにはいられない がんばれ〜!

車に乗ったら母が言った「捕まえてって言ったのに」
ジェスチャーは捕まえろ!だったのか・・・・・

家までの帰り道、母との会話は可愛かったノウサギのことばかり
「こんなこともあるんだね」「可愛かったぁ」「ウソみたい」「良かったねぇ〜」
ああ、何度言ったやら
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