宿泊された各国のアーティスト ”

 

アーティスト名 国 籍 宿泊年 作 品 名 設置場所
寺澤信彦
Nobuhiko Terasawa
日本
2012
白の記憶、黒の記憶 松代「農舞台」 かまぼこアートセンター
カルロス・ガライコア
Carlos Garaicoa
キューバ
2012
浮 遊 キナーレ
ジルヴィナス・ケンピナス
Zilvinas Kempinas
リトアニア/USA
2012
Kakashi (案山子) 十日町中条八幡・桂スキー場
クリストドロス・パナイトウ / フィリップ・ウイガード
Christdoulos Panayiotou / Fhirip Wiegard
キプロス/ドイツ
2012
もし明日がなかったら 十日町赤倉・ 旧赤倉小学校
上西エリカ
Erica Kaminishi
ブラジル/フランス
2012
Growing Memories 十日町・ 商店街
伊藤嘉朗
Yoshiaki Ito
日本
2012

ツール・ド・妻有 2012

十日町市
ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー
Gerda Steiner & Jorg Lenzlinger
スイス
2012
ゴースト・サテライト キナーレ
黄 燃(ファン・ラン )
Ran Huang
中国
2012
GOING BUT NOWHERE 記録:キナーレ
ミルヤナ・ヴォドビア / クリスティーナ・レナード
Mirjana Vodopija / Kristina Lenard
クロアチア
2009
閉ざされた庭 なぐも原 結いの里
ヴァンサン・デュ・ボア / ピエール=アンドレ・ボネ
Vincent Du Bois / Pierre-Andre Bohnet
スイス
2009
ライス・ルーム/自転車からの眺め 下条温泉 みよしの湯
チョウ・ジュージェ
Qiu Zhijie
中国
2009
暴雨将至 福武ハウス2009
ゴ・ギョンホ
ko.Kyung-Ho
韓国
2009
反射一窓 福武ハウス2009
山下工美
Kumi Yamashita
日本
2009
椅子 旧東下組小学校
戸高千世子
Chiyoko Todaka
日本
2006会食
山中堤/ スパイラル・ワーク 願入

手塚貴晴+由比
Takaharu + Yui Tezuka

日本
2006
越後松之山 「森の学校」 キョロロ 森の学校 「キョロロ」
伊藤嘉朗
Yoshiaki Ito
日本
2006

ツール・ド・妻有

十日町市
ノベール・フランシス・アタール
Norbert Francis Attard

マルタ
2006
親しき物の貯蔵庫 中心市街地
アニラ・ルビク
Anila Rubiku
アルバニア/イタリア
2006
ミラノー東京 : 往復便 中心市街地
ヘルガ・グリフィス
Helga Griffiths
ドイツ
2006
サムシング・イン・ザ・エア キナーレ
レアンドロ・エルリッヒ
Leandro Erlich
アルゼンチン
2006
妻有の家 中心市街地
カアリナ・カイコネン
Kaarina Kaikkonen
フィンランド
2006
明日に架ける橋のように 中仙田 道の駅
ビリ・ビジョカ
Bili Bidjocka
カメルーン/フランス
2006
田麦の本 田麦
ナン・フーバー
Nan Hoover
アメリカ/ネバーランド
2006
痕跡 土市
リナ・バナジー
Rina Banerjee
インド/アメリカ
2006
場所の魅力 鉢 旧真田小学校
ジョアナ・ヴァスコンセロス
Joana Vasconcelos
フランス/ポルトガル
2006
ボトルの中のメッセージ キナーレ
鈴木五郎
Goro Suzuki
日本
2006
緑色の太陽−闇の茶室 願入 「うぶすなの家」
中村卓夫
Takuo Nakamura
日本
2006
土と色彩の旋律−空間の装い 願入 「うぶすなの家」
澤清嗣
Kiyotsugu Sawa
日本
2006
こもる壷・はじける壷 願入 「うぶすなの家」
開発好明
Yoshiaki Kaihatsu
日本/ドイツ
2006
かまぼこフェイス 新水

マーガレット・コグスウェル
Margaret Cogswell

アメリカ
2004/4
 

「第3回 大地の芸術祭 」
 下見&見学

安斎重男(写真家)
Shigeo Anzai
日本
2003、2000
ガイドブックの写真すべて  
保科晶子
Akiko Hoshina
日本
2003、2000
安斎氏のアシスタント  

大山由華
Yuka Oyama

日本/ドイツ

2003
ジュエリー・クイッキーズ
Jewelry Quickies
越後妻有交流館
多目的ホール
White Base (平野治朗+斉藤精一)
Jiro Hirano +Seiichi Saito

日本
2003

「十日町きもの流し“GINGA”」

十日町市
中心市街地

さかい れいしう
Reisiu Sakai

日本
2003
「十日町きもの流し“GINGA”」
パフォーマとして参加
十日町市
中心市街地

北川貴好
Takayoshi Kitagawa

日本
2003
フィクセーション・トラック
Fixation Track
十日町市本町6丁目
サンクロス駐車場
杉原有紀
Yuki Sugihara
日本
2003
ウォーターディスプレイ
Water Display

ほくほく線
+十日町駅コンコース

袴田京太郎
Kyotaro Hakamada
日本
2003
血族のカーテン 本町1丁目
GSIクオレス(旧滝文)
磯上尚江
Hisae Isogami
日本
2003
星たばこ
Star Tobacco
短編ビデオ作品
ステファン・バンツ
Stefan Bant
スイス
2003
私たちのための庭園
I Built This Garden For Us

マウンテンパーク
頂上展望台

エコ・プラウォット
Eko Prawoto
インドネシア
2003
母なる自然のための杜
Shrine for Mother Nature
松代ステージ城山
ワン・ゴンシン
Wang Gong Xing
中国
2003
米雪
Rice Snowing
本町1丁目
GSIクオレス(旧滝文)
リン・ティエンミャオ
Lin Tian Miao
中国
2003
グローイング
Growing
越後妻有交流館
回廊南
ジャン=ミッシェル・アルベローラ
Jean-Michel Alberola
アルジェリア/フランス
2000
ABECEDAIRE 十日町情報館
本町6丁目

イフティカ−ル&エリザベス・ダディ
Iftikhar & Elizabeth Dadi

パキスタン/アメリカ
2000
Untitled 十日町市
アン・グラハム
Anne Graham
オーストラリア
2000
  十日町市
リー・ブル
Lee Bul
韓国
2000
水の女神 
Water Goddess
十日町市
六箇二つ屋の池
スーパーフレックス
SUPERFLEX

デンマーク
2000
越後妻有スーパーチャンネル
Echigo-tumari Superchannel
十日町情報館
ホセイン・ヴァラマネシュ
Hussein Valamanesh
イラン/ オーストラリア
2000
雪の記憶に
In Memory of Snow
星と森の詩美術館

リュイス・サンス
Lluis Sans

スペイン
2000
ヒガンバナ
HIGANBANA
勤労青少年ホーム
ホン・スン・ド
Hong Sung-Do
韓国
2000
妻有で育つ木
Growing Tree in Tsumari
中里村 
ジョセップ・M・マルティン
Josep Maria Martin
スペイン
2000
ミルタウン・バスストップ
Milutown Bus Stop
松代町
N55
デンマーク・ノルウェー
スウェーデン
2000
公共物
PUBLIC THINGS
松之山町

田中信太郎
Shintaro Tanaka

日本
2000
赤トンボ
The Red Dragonfly
松代町
柳 健司
Kenji Yanagi
日本
2000
空と大地の展望台
The Sky and Earth Observatory
川西町
眞板雅文
Masafumi Maita
日本
2000
悠久のいとなみ
The Eternal
松之山町 大厳寺高原
伊藤嘉朗
Yoshiaki Ito
日本
2000

小さな家 -聞き忘れのないように-
A SMALL HOUSE

十日町市
石井大五
Daigo Ishii
日本
2000

コテージC、光の館・実施設計

川西町
節黒城キャンプ場
CLIP
日本
2000
峡谷の燈籠
Lanterns in the Ravine
松之山温泉街入り口

言葉は通じなくても、お泊まり頂いた皆さん全員気さくで良い方達ばっかりでした。
またお会いしたいです。 どうもありがとうございました。

エピソードをご紹介いたします!!

ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーさん

まず、驚いたのは、とてもecoなご夫婦さんでした。 7月の蒸し暑い中、エアコンが嫌いで自然の風のみで過ごされていました。
仲が良くて、いつもお二人で手をつないでお散歩されてました。食事も日本食が好みのようで、納豆やソーメンも大好きだったみたいです。
滞在中に覚えた日本語で、私たちを和ませてくれたり、出掛ける時は「マタネ〜!!」と言って見えなくなるまで手を振り続けたり
お帰りも食事時間に間に合うように時間にはとっても厳しいようでした。
自分のやるべき仕事、そしてプライベートでも妥協の無い方達なんですネ!!
もうすぐお別れと言う時、我が家の家族と一緒に最後の記念写真を撮りました。「ファミリー!!、ファミリー!!」でみんな号泣、つらかったナァ・・・・・・。

上西エリカさん 日系3世のブラジル人の方です。、我が家にお泊り頂いたアーティストさんの中で、唯一日本語を話せる方でした。
いろいろ通訳をしてもらったり、疲れて帰って来てるのに嫌な顔もせず、海外からの予約のメールのお返事を お手伝いしてもらったり温厚で親しみやすい本当に素敵な方でした。
日本食も大好きで、お夕食を写メに撮ってはフランスに居る旦那様に送っていました。
作品が、ジグソーパズルを完成させる参加型作品だけに、完成を観ないで帰国されましたが、きっと気になっている事でしょう。
私たちも2ピースだけ協力して来ましたが、心配する事もなく数日後ジグソーパズル完成となったそうです。またしても別れの際は号泣でした。
クリストドロス・パナイトウさん
フィリップ・ウィガードさん

とにかく温泉が大好きで、毎日温泉に入って帰って来るお二人でした。
滞在期間は2週間位でしたが、作品作りにはすごく熱心で、作品となる備品も自分たちで一つ一つ買い集めて独特の世界を作っていたようです。
仕事が終わってからは、結構エンジョイしていたみたいですヨ。 プールに花火にダンス、いろいろ楽しんでいたみたいです。
残念な事にプールだけは時間がなく行けなかったようですが・・・
私たちも、作品を鑑賞する為に、旧赤倉小学校へ行って来ました。観る人によってはいろいろ想像させられる作品だと思いますが、
私たちにはハッキリと分かりました!!  
花火があり、エーゲ海があり、そして人の集まる広場がある。 間違いなく彼らは自分のお国そのものを作品にしたのだと思います。 

ジルヴィナス・ケンピナスさん

奥様が日系の方という事もあり、日本が大好きなお人です。今回の芸術祭から、アーティストさんには全員に夕食、朝食をお出しするようになりましたが、とりわけ日本食がお好きなようで、毎日「おいしい!!、おいしい!!」と言って食事をされていました。 
作品を中条の桂スキー場に作られてた事もあり、頭にタオルを巻いて真っ黒なサングラスをかけ毎日、マウンテンバイクで出掛けていました。
たぶん見かけた人もいっぱいいるのではないでしょうか?
作品を観に行って来ましたが、大がかりなKakashi (案山子)です。現代的で自然との調和で素晴らしい作品だと思いました。ジルヴィナスが帰国されてからの事ですが、ゲルダ&ヨルクもこの作品を絶賛していました。 後で聞いた話ですが、この作品は斜面の上から見下ろすと素晴らしいという事です。 
最後になりましたが、サインを頂いた時、そこには日本語で「どうも ありがとう」って書いてありました。

カルロス・ガライコアさん

3日間のご滞在でした。 息子さんのロドリゴ君(6歳)とお二人で来られましたが、ロドリゴ君は日本が大好きだそうです。特に畳とお布団が大好きで湯上りの大人用浴衣を
器用に着こなしている姿がとっても可愛らしく、女の子と間違ってしまったほどでした。思わず、写真をパチリ!!です。
それからお国柄でしょうか? 何かにつけ興味があるようで、リアクションが大きく我が家全員を楽しませてくれました。会話がなくても伝わるんですネ。
キナーレに展示してある作品「浮遊」は、ガラスケースの中で銀紙が舞う様子を中に入って体験出来る作品です。 先日観に行って来ましたが、すごく繊細で混ざり合う事の大切さを表現しているようです。 

黄燃(ファン・ラン)さん

6月と7月、2度もお泊り頂きました。 2回目となると、もうお帰りなさいという感じです。
今回は、とても可愛らしい奥様とご友人ご夫婦と一緒でした。作品は芸術祭オープニングのパフォーマンス(GOING BUT NOWHERE)
緊張を和らげる為、奥様に居てほしかったんですネ!!・・・キット!!
皆さんとっても気さくな方達で、もしかしたら親戚なんじゃないかって錯覚するほどです。
書き忘れていました・・ ファンさんは、2003年に芸術祭参加されたワン・ゴンシンさんのお弟子さんだそうです。

山下工美さん 2009開会式前、2日間宿泊して頂きました。
とっても気さくなお人で、何気に前々から知り合いのような感じが印象的でした。
山下さんにお泊り頂いている時、ちょうど台湾から開会式の日に宿泊したいと予約のメールが入って来ました。
開会式の日は満室だった為、お断りのメールを思案していた所、山下さんが英文で返信メールを作ってくれたんです。
サイン色紙はしっかり頂きましたが、記念写真を撮り忘れてしまった事が心残りでなりません。
山下さん!! もう一度遊びに来て下さいよ〜ゥ!!

安斎重男 氏(写真家)

2000、2003年の大地の芸術祭会期前に長期滞在して頂き、まるでウチッコ(家族)のようなお付き合いを
させて頂いてます。
気さくで、何にでも面倒見が良く、そしてお話しが大好きなお方です。良い意味で気の良いおじさんタイプ!!
仕事柄、世界中を飛び回り英語もペラペラなので、我が家に居る時は通訳も兼ねて貰ってました。
でも、いざ仕事となると厳しい目を持ったお方で、あのお歳であのバイタリティにはとても驚かされます。

保科晶子さん

安斎氏と同じく、常にご一緒の名アシスタントとしてがんばってました。
アシスタントの傍ら、陶芸を志しアーティストとしても名を上げようとしています。 多忙の為2003の
芸術祭に作家デビューが間に合いませんでしたが、2006にはきっと「goron-goron」が大地の至る所に
お目見えする事でしょう。
今年の春、銀座のギャラリーで個展をやっていた将来の超大物アーティストで〜す。

大山由華さん
2003大地の芸術祭に初参加のアーティストさん。7年前にドイツはベルリンに渡り、現在も海外にて活躍中!!
会期中はキナーレの多目的ホールでジュエリークイッキーズを開催しています。
とかくアーティストの方々は近づけない、話しづらい感じがしますけど、とんでもないです!!
「通訳欲しけりゃ、いつでも電話して!!」なんて嬉しいこと言ってくれるんですヨ・・。
White Base
(平野治朗氏+斉藤精一氏)
さかいれいしうさん
開会式の夜、見事な“GINGA”を見せてくれた両氏、十日町が一つになった瞬間を感じました。
1回目は雨上がりの比較的涼しい日に行われましたが、2回目は真夏の暑さの中で行われ、いよいよ夏本番と
言った感じになって来ました。また3回目、4回目が楽しみですネ!!
磯上尚江さん 先日、メールでご予約を頂いたお客様の中に磯上さんがいらっしゃいました。
磯上さんにはご家族でお泊まりいただきましたが、夕食の時何気なく会話をしていて、映像アーティストさんで
あることが分かりました。 磯上さんの印象はと言うと、とっても物静かな方で、ああいう映像の世界のアートを
楽しんでいる方とはとても思えないようなお人でしたが、自己主張をしっかり持っていらっしゃるんですネ。 
チャッカリとサインだけは頂いておきましたです。
マーガレット・コグスウェルさん
第一印象は・・とにかくお話好きで陽気な外人さん!! 「第3回 大地の芸術祭」アーティストとして参加すべく、十日町を
見学にいらっしゃったそうです。
日本での生活が長く日本語はもうペラペラ、会話がはずみいろいろお話をさせていただきました。
食の方は大の和食好きらしく、田舎の和食(ごっつぉ)も気に入ってくれた様子なので、ホント有り難かったです。
お構いするのは短い時間でしたが、お帰りの時にまた顔を見せてくれると約束をしてくれました。
世界に1枚しかない素敵なサインも書いて頂きました。
ワン・ゴンシン氏
リン・ティエンミャオさん

ご存じない情報を一つ。
ワン・ゴンシン氏と リン・ティエンミャオさんはご夫婦です。今回はお子さんの毛斗(モウトウ)君を
連れて家族で開会式前からお泊まり頂きました。
毛斗君とウチの子供たちは即座に意気投合し毎日毎日ゲームを楽しんでいましたヨ。
ウチの子供たち、かたことの英語(単語)を巧みに使って会話してたけど、気持ちは通じるもんですネェ・・
毛斗君が帰る時に子供たちに可愛い壁掛けをプレゼントしてくれました。