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中越大震災後の豪雪

2005.1.12(水).13(木) 

寒波の影響で2、3日降り続いた大雪も、断続的に降ってくれれば平年並みで終わるのだろうが・・
暖冬小雪という予想を裏切っての突然襲いかかった大雪、地震の傷跡も過去の災いと忘れ掛け、春に向け復興に希望を持っていた矢先の豪雪で
十日町も踏んだり蹴ったりの災難に遭っています。


突然の大雪で、融雪屋根も雪を消すのが間に合わないでいます。
屋根にブルーシートを掛け、雪を自然落下させたりして工夫しています。


道路の消雪パイプ(地下水)も出ないし、除雪も進まず道幅が狭くなり
一日中車が渋滞してしまいました。


かなり冷え込んでいますので、なかなか通行人が見当たりません。
ほとんど車での移動が余儀なくされているのかな?


雪に埋まった車を掘り出しても、すぐこの状態になってしまいます。
ワイパーを立てておくのは、凍り付いてゴムの破損を防ぐ為!!


アーケードの上の雪も、これだけ積もるとかなりの重量になります。


ようやくアーケードの雪下ろしも終わりました。下に落とした雪も
流雪溝の水がストップしているので、しばらく放置です!!


雪もやみ気温も少し上がると、途端に雪が前にせり出し(かぶり雪)
これが落ちると車を押しつぶすくらいの危険な状態になります。


流雪溝に雪を流す光景!! 水の流れはかなりの速さで流れています。
一度に多量の雪を流さず、スノーダンプで少しずつ入れます。


流雪溝には仕切りが付いていて雪を小さく砕いて流します。
大きいかたまりを入れると水上がりの原因になったり、人名にも係わります。


屋根の雪もかぶりが原因でテレビのアンテナも倒してしまいます。
自然の力は、想像も付きません!! (地震もそうですが!!)


電線を切って停電しないよう高所作業車での雪下ろし風景です。
この作業も電柱一本ずつやるのは大変な労力ですネ!!


アーケードの雪下ろし風景。人間と比較しても2m以上はあります。
融雪装置のあるアーケードも地震の被害で故障してしまったそうです!!

前日に除雪したばかりの駐車場も翌日にはスッポリと・・・
車、ブルドーザーも埋もれてしまいました。

屋根の雪下ろしもダンプを使って捨てて来るような事態になってしまいました。
雪も多過ぎると高い品物になってしまいます!! ヽ(;´o`)ノ  

雪の積もる場所には間違いなくかぶりが出来ます。
このままにしておくと、通行人に怪我をさせてしまうので
こまめのチェックは毎日欠かせません!!

屋根の雪、雪どよを使って直接流雪溝へ流すアイデアも雪国の知恵!!
でも流雪溝の水が止まってしまうと、残念ながら足踏み状態です。